背泳ぎのストローク理論
「背泳ぎは、肘を曲げて体の近くをかくこと。」よくそのように言われていますが本当でしょうか? 確かに、体の近くで推進力を生み出すことで、手作った水流をより体に伝えることで、 体を前に進ませることは理論上あり得るのですが ストロークラインが狭くなることで、運べる水の量が代わり推...
背泳ぎの姿勢理論
背泳ぎのストロークを鏡の前でやってみるとわかると思いますが、 手をあげてキャッチの姿勢を取り、手を回すだけでも 自然と腰の部分が左右に揺れてしまうんですね。 その理由としては、体幹、過伸展と大胸筋、後背筋の柔軟が原因かと思います。...
ボディーポジション理論 萩野選手参照
水中では、様々な抵抗を受けると言われています。 正面から受ける、形状抵抗 波の造波抵抗 水の摩擦から生じる、粘性抵抗 なくなった水を穴埋めをするためにうずが生じる、うず抵抗 特に、ポディーポジション理論の中では、形状抵抗が推進力との関係において大切になります。...
アダムピーティー選手の世界新記録レース解説
2015年4月に衝撃が走りました。 Br100mにおいて、ファンデルバーグの世界新記録を突破し、 そして57秒台を出したというニュースです。 アダムピーティー選手の泳法は、まさに斬新であります。 体の使い方が非常に上手なのですが...
スタート理論
スタートというとリアクションタイムにこだわりすぎる方が多いです。 スタート局面というのは、浮き上がりから泳ぎだして数回までの動作までを指すため、 多い人で15m〜17mくらいまではその局面にあるといえます。 スタート局面で大切なのは、スタートの作り上げた勢い、加速を入水後の...
瀬戸選手に見る個性の反映した泳ぎ方論
基礎の反復をしながら、「個性」を活かすことがスピードをつける際には大切になります。 「個性」とは、運動能力や、身体能力等のフィジカル面だけではありません。 また、周りより飛び抜けている必要はありません。 自分の中で一番輝く個性をこれから育むことが大切になります。...
フリーのヘッドポジション論
背泳ぎのヘットポジションが変わらない=体のブレがない ようにするために、入江選手がペットボトルを頭に置いて練習していたりしていたのを見たことがあると思います。 最近では、パドルを頭の頂点のところにおいて、フリーを泳ぐ練習がメキシコなどで流行っております。...
バタ足キック向上論
バタ足が進まない理由として技術不足以外にも理由があるかもしれません。 アメリカでは、キック練習にバランスボールを使用したりしています。 北島選手も、アメリカに渡った際にはこの練習をしていましたが 北島選手でさえも、まずボールの上に乗ることさえも難しいとおっしゃっていました。...
スプリントの最適ピッチ理論
「スプリント(短距離)種目はがむしゃらにピッチをあげろ!」 なんて一度は言われたことがあるかと思います。 ①手を振り回し、ピッチを最大出力にする ②姿勢を高い位置で維持出来る範囲で、グライドしながらピッチを上げる 泳ぎ比べてみると、②の方が早いことはいうまでもありません。...
バラフライの第二キック理論
「バタフライは出来る限りフラットに泳げ」 そんなことをよく耳にしますが、本当なのでしょうか? 水面上では、フラットに泳いでいるようにみえて、 水中上では、ダイナミックに泳ぐことが必要なのではないでしょうか? 池江選手の第二キックをみてみますと、...