
スタート局面理論
スタートが苦手という人は、リアクションタイムが遅いことを言っている方が多いと思います。 あとは、しっかりと台を蹴れていない人もそのようなことをいいます。 スタート局面の目安としては、リアクションタイムだけを追いかけるのではなく 15mラインの通過タイムを目安にすると良いです。 日本代表選手ですと、5,5秒で通過をします。 自身が、何秒で通過できるのかまずは把握をすることからはじめてみましょう!

最適ピッチ数 その2
以前に、池江選手を参考にピッチ数について説明をしました。 ピッチをあげるために、1ストロークにおいて ①水を少しからがきをして、ピッチをあげるか ②ピッチが上がらなくても、しっかりとかくか 悩ましいところであります。 そこで、今回 参考にするのが、Nathan Adrian選手です。 ピッチをあげる際には、速くかこうとして、肘が下がり、水をかけていない場合があります。 Adrian選手はとても丁寧に、キャッチからフィニッシュまでハイエルボをかなり意識をして泳いでいます。 また、その際には体の前の部分でしっかりと水を集め、フィニッシュに向けてスピードをあげて かいていくことも大切になります。 上の写真をみると、腕が後に向いており、水をしっかりと後に押しています。 しっかりと水をおせていれば、ピッチをあげて腕を振り回す必要がない と考えているのでしょう。 Adrian選手は、キャッチアップストロークで泳いでいます。 この泳法でも、最速スピードを出すことができるというは あえて、水をかかずにピッチをあげるということには意味がないということ になるのでは
ラストスパート向上論(乳酸除去能力)
レースのラストに体が動かなくなることを「乳酸」がたまった! なんてよくいいますが、 乳酸を味方につけられると、レースのラストに強くなります。 その方法を今回は紹介します。 乳酸とは、、、 運動時に、FTPを超える強度の高い運動をすると、使用したエネルギーは分解されて最終的に分解された中に「乳酸」という物質が生まれます。 その物質が筋肉を酸性化させることで機能障碍を引き起こすのです。 また、試合のラストに体が動かない状態というのは 体内に「乳酸」という物質が、筋肉というバケツの中にたっぷりたまってしまっているという状態になっているのです。 というのは、「乳酸」は単に疲労物質ではなく、心肺機能を要するスポーツにとってはエネルギー源にもなるのです。
心肺機能、呼吸器群は、「乳酸」をエネルギー源として好みます。 そのため、全身の筋肉に乳酸がうまれた際には、血液を速く流すことで乳酸をエネルギーに替え、除去をしてくれます。 つまり、乳酸を除去する能力を身につけることが、競泳競技には、非常に大切になります。 そこで、本題です。 『ラクティック・アシッド(乳
ターン理論(バケットターン編)
個人メドレーのターンでも、背泳ぎ→平泳ぎのターンでどうしても時間を費やしてしまう。 ルールをしっかり守った上で、ターン局面でいかに時間短縮をするかということが大切になります。 そこで、バケットターンというターン方法が必須のスキルとして最近では考えられています。 このターンを習得すれば、 0,5秒から1秒くらいのタイム短縮が期待できるはずです。 バケットターンとはこのようなターンになります。 ただし、このターンを習得するのはなかなか難しいです。 まずは下の動画をみてもらい、練習をしてみてください。 <注意点> 1、全身水没のおそれ(失格事項抵触) タッチをする際に、バックのタッチのように行ってしまうと、全身が沈み失格となるおそれがあります。 そのためにも、フラッグからのカウントストロークを1回増やす必要があります。 2、いずれの手でもできるようにしておく レースでのいかなる状況も想定をし、両サイドでできるようにしておくといいです。 3、勢いを殺さずに、バケットターンによりターン回転を行う 泳いできた勢いを利用することや、ターン後の姿勢をよりスムーズ

大谷翔平(花巻東高校時代)のモチベーションテクニック
アスリートは、自信で立てた目標を達成するために 時には、やりたいことを律し、やるべきことを行うことが大切になります。 その目標のために、行うべき行動を明確にし、細分化することによって より目標達成をしやすくすることができます。 WSAでも、そのモチベーションテクニックを参考に 小学高学年以上の子には、目標達成用紙に目標、課題、行動を記入させています。 赤い部分が目標 黄色が目標達成のための課題 灰色が課題達成ための行動 記入例はこちらになります。 ネットに誰かが作った就活用のありましたので、参考に皆さんも様々なことについて 活用してみてください。