入江選手のキック技術 クロスオーバーキック
背泳ぎの通常のキックが1ストロークに対して6回
1:6
という割合に比較して

入江選手のキックは2回とクロスオーバーキック1回の3回なのです。
クロスオーバーキックとは何か。
それは下の画像でもあるように、足を重ねるようなキックをいいます。


長距離の選手では、よくやっている方がいますが、背泳ぎだと珍しいという。
ですが、選手権などを見るとファイナルに進むにつれ、結構使っている選手は見かけます。
省エネである。という自己分析をしていましたが、私は別の部分の意識があると考えています。
それは、「足の高さの維持」です。
ローテーションをする際の反対足が下がると、抵抗が増えますが
クロスオーバーキックを打てばそのような抵抗が削減できるのではないか。
また、ローテーションをする際に、足同士がぶつかることはよくあることで
それがうまくいってこのような形になったのではないか。
と考えました。
あとは、それぞれの方のイメージ次第です。
試してみる価値はあるかと思います。