バックストロークのスタート技術
今回は、バックのスタート技術について、触れたいと思います。
以前のバックスタートとは
構えた際に、引きつけすぎない。
腰の位置を高くしすぎない。
反り返って、指先から入水する。
というのが基本だったのかと思います。
現代の技術はこちら。
今回は、古賀選手を参考にします。
理想は、高い位置から上に飛ばず、水面へ一直線上に下降線をたどり入水することが大切になります。
滑る原因としては、黄色の力と相反して、重力(赤色)が大きくなりすぎるためであります。
緑色の方向へと動作を行っていきます。
その際にどのように気をつけるか、解説をします。
<ポイント>
1、バーを持った際に、太ももがお腹の部分にぴったりくっつくようにする
2、足を水面上に出して高い位置に置く
3、背筋を伸ばすこと。
4、腰の位置を水面よりも高くする。
→高い位置から制止時を頂点に、飛ぶこと。
5、頭から、後方へ動かし体が十分に倒れた後、バーから手を離し指先から一直線上に飛べるように壁を蹴る。
次に飛ぶ際の画像をみてください。
高く構えて、上に飛んでしまうと足がずるといってしまうので、
やはり、後に飛ぶことが大切になります。(それでも結構すべると思います。)
肩を後に水平に動かして、頭から動かしていき上への力を少なくします。
視線を飛ぶ方向に見るように、とんで行きます。
それがうまくいくと、スタート局面でのタイム短縮に繋がるかもしれません。
機会がありましたら、試してくださいー