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Katie Ledecky選手のストローク技術

今回は、レディッキー選手のストローク技術についてかきたいと思います。

katie Ledecky選手

アメリカ現代表水泳選手

最年少代表記録保持者

15歳 オリンピック金メダル

世界水泳4冠 競泳史上初 Fr 200m、400m、800m、1500m

1500m世界記録保持者

主にキャッチの部分についてですが、

画像を参照しつつ、解説したいと思います。

ハイエルボの理論について、まず書きますね。

エルボ=肘ですが 肘の位置が高く保つことこれにより、多くの水をつかむことができるんですね。 手を動かすと足が下がる方の一つの原因として、水を下に押しているということなんです。 下に押しても進みは悪いのはご存知の通り、、、 で、下に押すことで上体が高くなるので、その一方で下体がさがります。 なので、とても効率の悪い姿勢を自らのストロークでつくりあげてしまっているんです。 そこで、肘を高くしてあげることで、 水を後ろに押すことを実現することで 多くの水をつかむことで推進力をうみ、上体が不自然に高くなることを防ぎます。 ※なぜ不自然なのかは、また書きたいと思います。  気になる方、直接お伺いください。 また、体が浮く力と押す力をうまく使い分けて利用し、推進力を作ることができるんです。 その点ついては、萩野選手が再現されているので、ネットでも参照してみてください。 ポイントは 1入水した後にできるだけ水面の近くで、すぐにキャッチをすること。 2手首を使わず、肘から曲げていく。 3その際に、出来る限り、腕が水面の近くにあること。 4キャッチから、プルまでの動作が再現できた方は、そのスピードをあげて行えること。

で、ここからが、レディッキー選手の技術の解説になります。

ちなみに、レディッキー選手は、右呼吸です。

レディッキー選手は、2つの泳ぎ方を1レースで使いこなしています。

この画像をみると、上半身の姿勢が少し高いですね。

やはり、ディスタンスということもあり、キックが少ないので

とはいっても、他の選手よりも多いのですが,,,

プルの力がつよい、ストロングポイントであるということが伺えますね。

まず、右手。

エントリーから、グラインドが一直線に伸びておりとてもキレイなラインですね。

ここから、蹴り下げることからも、直線上にキックとのタイミングをとってるのでしょう。

次の画像において、キャッチが始まっています。

右手がへの字になっているのがわかるでしょうか。

ハイエルボを意識して、力強く引きつけているのがわかりますね。

指先から、脇間での水を高い位置から全部運ぶことによって

より大きな推進力を作っていますね。

次に左手、呼吸をしない側の支える手の方になります。

実は、こちらがポイントになります。

レデッキー選手は、スピードを出すときには肘をしっかりと曲げて泳いでいますが

800mの間のペース配分をしながら泳いでいるときには

肘を伸ばして泳いでいるんですね。

ただ、この時に、手首が曲がっているのがわかります。

この技術は、イアンソープ選手の時代からあった技術ですね。

(ちなみに、その技術については、ソープ選手の記録を破ったマイケル•フェルプル選手は意識的に使っていないと思います。)

ですが、泳法を変えることによって

レースのうちに、スピードを上げ場面、ペース配分をする場面の泳法を使い分け

泳ぐのは、発想の転換ですね。

ちなみに、スピードをあげるために、泳法を変える瞬間というのが、ポイントでもあるんですね。

ラストスパートだけではないんです。

その点について、また書きたいと思います。


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